でも夢で会えるなら 会いに行くよ、絶対

偶然のように 運命のように

まだまだ終わらないから

自分のことを少しだけ。曲に救われた話。

 

まだ何も知らないただの小学生だった。

明確にいじめられたわけでも、誰かと喧嘩をした記憶もない。だけどなんかモヤモヤがあって友達と喋りたくなくて、一方的に相手が嫌いになって、先生にも親にも兄弟にも相談できなくて、この世界でひとりぼっちみたいな感情を抱いたことがある。当時9歳の小学四年生だった。

 

毎日のように夜になると家の2階のベランダで泣いていた。そして泣きながらLIFEを聞いていた。ここから飛び降りたら死ねるかな、両親はなんて思うかな、なんて。2階のベランダから落ちたら死ぬかもしれないけれど確率は低く骨折とか大きな怪我くらいで終わるだろうな、と今ならわかる。そんなことも分からない考えられないくらいの歳だった。

 

 

ベランダから飛び降りて死のうなんて思っていた心を止めたのは関ジャニ∞LIFE〜目の前の向こうへ〜という曲だった。私の人生のバイブルソング。当時からテレビドラマを見るのが好きで、ドラマ主題歌だったきっかけでこの曲を知った。

 

 

人生を救われたと言ってもいいこの曲が発売されてからどうやら10年になるらしい。

この10年の間何度もこの曲に救われた。この世界でひとりぼっちの感情も数え切れないほど味わい、この世界で生きていくのことの辛さ、大変さ、言葉では表せないほど嫌になることもたくさんあった。あまりにも自分に合ってない環境を投げ出したくなった、逃げ出したときもあった。その度にいつもそばにいてくれたこのLIFEと共になんとか生きてきた10年だった。

最初に救われたのが書き出しに書いた10年前の小学生の時のこと。(記憶力はいい方だと思っていたものの書き進めていってあまりにもはっきり覚えていてびっくりした。)

 

この曲のことは全然分からないけど、本人たちもターニングポイントだって語るくらい力があるメッセージソング。初のバンドスタイルのシングル。

 

昨日の悲しみも涙も まだ渇きやしないけど 
痛み堪えて 負けそうでも歩みを止めない

 

零れ落ちた涙の意味を教えてよ ため息の中ひたすらもがいて光を探してるよ

 

今日は泣いたって、泣いたって

「いつか笑えるはず」そう言って

空見上げて、手を広げて

明日の自分を準備して

 

揺れる気持ち抑えてまぶたを閉じるよ

暗闇の中 真っ直ぐ差し込む

光を今見つけたよ

 

僕は一人じゃないから

 

もっと頑張って、頑張って

駆け抜けて光を追い越して

もう一切、金輪際

弱音や不安を閉じ込めて 

せめてもう一回、もう一回 

君がくれた笑顔で笑いたい

 

まだまだ終わらないから

 

大好きなフレーズがたくさんある。何回も聞いてるのに聞くたびに新しい感情に出会い、何度も好きになる。

 

 

この曲、LIFE〜目の前の向こうへ〜"わたし""関ジャニ∞"に出会った場所。

 

 

そんな10年目の今日もわたしは関ジャニ∞が好きで応援している。

 

10年経って関ジャニ∞は7人が5人になって世界中で疫病が流行してて想像もしていなかった世界だけど、10年後の関ジャニ∞はEighterと歌詞を紡いで、

 

何度でも立ち上がって

その笑顔が見たくて

今日もここで歌うんだ

ずっと変わらないこの願い

届け

 

悲しみを終わりにして また笑顔取り戻して

そのためだけに今は 君に歌歌ってんだ

守るための強さが 受け入れるやさしさが

その暗闇に灯り やがて光満ち溢れてく

Re:LIVE 

 

と歌う。いろいろ、本当にいろいろあったけど、この10年、なんやかんや、ずっと、関ジャニ∞を好きでいた。

 

 

 

まだまだ終わらないから」と歌ってたあの頃とは確実に違うけれど、「何度でも立ち上がって」と今歌う5人のことを好きでよかったと誇りに思う。

 

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