でも夢で会えるなら 会いに行くよ、絶対

偶然のように 運命のように

Endless SHOCK etarnal 2021

今年もSHOCKの季節がやってきた。

去年とは明らかに違うSHOCKの季節。

 

今となっては、だけど帝国劇場の2.3月はSHOCKの季節だと勝手に過信している私は帝国劇場でSHOCKを観劇することを夢見ていた。(帝劇ってなんか敷居高いイメージがあってチケットも取りづらいイメージがある。なんてたって謳い文句は"日本一チケットが取れない舞台")

 

去年頑張ってチケット取ってみようと思った。

どれだけすごいミュージカルでもKinKi Kidsのファンクラブに入るほどの熱量はなかったし、ふぉ〜ゆ〜の情報サービスとジュニア情報局のチケット先行は全滅だった。

 

当たるはずないだろうと思いながらカード枠の抽選も応募した。(結果これが当たったのだけど、チケットが急に届くのでびっくりした…よくあるハガキの懸賞が当たった気分だった。)

 

一般発売もチャレンジしたのだけど、なかなか繋がらず、これは根性でかけ続けるしかないので日本一チケットが取れないと言われるのも分かった。

 

そのカード枠で当てたチケットが家に届いたのは2月21日で、日付は3月8日だった。

梅田芸術劇場でSHOCKを観たことがあるのだけど、やっぱり聖地は帝国劇場って感じがして帝劇で観るSHOCKは初めてだったからとても楽しみにしてた。

 

2月26日文化イベント等の中止延期要請が発表された。初帝劇SHOCKのチケットを手にした6日後には中止が決定していた。

(悲しすぎてモヤモヤしてその頃書き殴ったのがまだ下書きにたくさん残ってる…)

 

日は巡り、2021年2月4日、

またこの帝国劇場で、コロナ対策を考えた本編のスピンオフとして、Endless SHOCK etarnalが初日を迎えた。

 

あの日止まってしまったものが少しずつ走り出した気がした。

今年は何故かふぉ〜ゆ〜名義でチケットが取れた。毎年地方から来る人もいるだろう、医療従事者の方々、緊急事態宣言に伴い開演時間も早まった、いろんな事情で観劇を諦めた人がたくさんいる、そう思わせるような満員ではない帝国劇場だった。

 

そんな環境でもShowは始まる。

"Show must go on"それがカンパニーの合言葉。

この状況で貫くのはあまりにも心が痛い。だけどこのShowにまた救われていくのだ。

このShowはなにがあっても続く、ということが嬉しくもあった。(地震とか事故とかもちろんウイルスにも勝てないから笑い話にはならないけど、)

 

ウイルスが奪ったものの代償は大きい。

だけど、何年かかってもいつか取り戻せるような気がした。あの日止まってしまったSHOCKが動き出したように。

 

無事に千秋楽を迎えられますように。

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